ヤマハ好きになっていた最近。シグナスXが突然エンジントラブルによる故障。修理とも考えたが、10年以上の日々、リコール以外はほぼトラブルゼロだったため、今年2020年に通勤快速ということで、アクシスZを購入して数ヶ月。1000Kmを超えて、レビューをしてみたいと思います。
◆乗り心地
お尻のシートは固め。メッシュになっているのは良い感じです。ただし、雨が降り、雨が止み、シートに座る前に拭きます。でも、拭き取りにくいのが難点。ズボンが濡れます。しかし、普段から使い古しタオル雑巾を使用していたが、格安マイクロファイバーのタオルに変更してからは、今までよりは拭き取れるようになりました。ステアリングダンパーは1本。シグナスXの頃は、2本。これまた乗り心地が結構変わります。固い…と感じるのです。あとはタイヤのインチですが、これも仕方ないと思います。タイヤとシートとダンパーのこのトリプルコンビにより、乗り心地は固め。路面状態によっては、グラスホッパーのようになる。でも不思議なもので、乗っているうちに慣れてくると、意外と大丈夫な面である。
そして、タンデムステップが素晴らしい。シグナスXの頃は、なぜないのだろう?と疑問に思うくらいであった。二人乗りした時に足の置き場に困った後ろに乗った人。アクシスZなら、標準搭載されている困らないタンデムステップ。
◆燃費
カタログ値とはいきませんが、1リッターあたり約45km前後くらいかと思います。エコランプがメーター部についていて、これを意識して乗るともう少し燃費が上がるのかな?と思いますが変わらない感じもあります。普段からあまり意識せずに必要な時のみ加速でスピード優先運転よりも安全運転モードな自分です。でも、街乗り通勤快速でこの数値は素晴らしいと思います。購入時、エンジン音がとても静かだ!と感じていたが、最近、少しエンジン音が慣れてきたのか?エンジン音が少し大きくなった気がします。シグナスXの頃は、あまり燃費は良くなかったのでアクシスZは最高に素晴らしいと思います。
またブレーキですが、甘い?ような印象があります。シグナスXと比較になりますが、アクシスZのブレーキは頼りない感じがあります。
加速感は悪いとは思いません。良いとも言えないのかな?何と比較というわけではないですが、アクシスZは車体が100kgと軽い。だからパワーはないような感じだけど加速感は悪くないのかもしれません。本当に取り回しがしやすいと思っています。駐車場でも、バイクを押して歩くとかなど、アドレスv125gを乗ったときも感じたが、アクシスZの取り回しが50ccバイクの感覚になります。
◆スタイル
全体的に良くあるスクーター。特にかっこいいかと言うと…特にかっこいいとは言えない。シンプルなデザインだけに飽きがこないとも思われる。それでも車幅灯というのかな?ヘッドライトだけでなく、ちょこっと前方から見る顔つきは嫌いではない。シンプルがベストというアクシスZのスタイルは問題なく受け入れることが出来る。かっこいいとは言えない。でも、良くあるスクータースタイル。だから飽きない。街乗りでスタイルが古くもなく新くもない。だからと言ってかっこ悪い訳ではない。むしろこのスタイルがいいと思えるほどによい。そのうちにポジションライトを青色かのLEDにしたいと思う。
◆総合
自己総合点は90点。なぜならば通勤快速を中心として利用している自分にとって燃費と本体価格が重要視される。あとは耐久性。これはまだ不明ですが、このコアエンジンがどの程度の耐久性があるのか不明。メットインの容量が浅めでも大容量であることはかなり使える。シグナスZと同様、しっかりとした収納スペース。さらにエンジンをかけたままメットインをオープンすることが出来るのも魅力であると思う。リアケースをつけるのもよいと思うが自分が取り付けたのはバックレスト。スタイルをカッコよくしたかった。これが壊れるか、飽きたらリアケースを取り付ける計画。
雨カッパやバイクを掃除するための必要な道具一式、お守りもペンもメモ帳など、100円均一のカバン類で別れば十分なフリースペースも出来る。買い物フックも便利な標準価格。出来る限り長い間、アクシスZと付き合っていきたいと心から考える。
以上、自己評価でした。皆様の購入時の参考になれば幸いです。